ペットと共に暮らすことによって
豊かな心で生活できる。
それが家庭犬の役割だと思います。

ご存知ですか?

私達の生活ルールの中で犬たちが暮らしていくためには、
社会のルールやマナーといったものを教えていかなくてはなりません。
「しつけ」というとみなさんが思い浮かべるのはトイレや留守番といった日常的な
問題だと思いますが、先ずその前に 「飼い主の言うことを良くきく犬」にしつける事
これが一番大切なことだと思います。
 「トイレがちゃんと出来ない」 「飼い主に唸った」 「家族の手を咬んだ」 など・・・、
犬の問題行動の原点にあるものは、飼い主がリーダーとして犬に信頼されていない
ところから始まっているといわれています。
子犬の時期に可愛いからと何でも犬の言いなりになってしまうと、気が付いたときには
 「手に負えない犬」になってしまっているケースがとても多く、そうなってしまった子を
矯正するのは本当に大変です。
犬には先ず、 「服従することの喜び」を与えてあげる事からはじめてください。
すべての主導権は飼い主にあるということを犬に良くわからせる事が「しつけ」の
始めの一歩です。
飼い主をリーダーと認めた犬は、飼い主が怒ったり、困ったりするようなことは
しなくなりますから必然的にトイレなどの生活上の問題点もなくなります。
犬によって癒される生活を夢見ていらっしゃるのなら、どうか毅然とした態度で
子犬に接してくださいね。

※ 犬の祖先といわれているオオカミと同様に犬には群れで生活する習性があります。
  群れにはリーダーが存在し、その下には確立された順位があって、上位のものに
  対して忠実に従う性質を持っています。
  飼い犬にとってリーダーは飼い主であり、飼い主の家族は自分を含めたひとつの群れ
  という認識になります。
  子犬のときから家族の最下位に位置づけて育てることにより、家族全員に忠実な犬に
  なり、犬自体も安心して暮らすことができます。

初めて室内犬をお飼いになる方は、小さな子犬を
ケージなどに閉じ込めることに抵抗があるようですが、
犬は狭い穴蔵のような所を居住場所として好みます。
安心して眠れる場所を与えてあげることが必要です。
お留守番のときに「可哀そうだから」と広い部屋に放し
たままにしておくと、犬は自分がどれほど寂しく不安
だったかを飼い主に訴えようと、とんでもない所に糞尿を
したり飼い主が困るようなイタズラをしてみたりします。
そうした犬からの訴えかけに気づかないで犬を自由に
したままの生活が習慣化すると、いつしか立場が逆転して
家は犬のもの、飼い主は夕方に戻ってくるだけの存在に
なりかねません。
そうしたとんでもない思い違いをさせないためにも、外出
の時には必ずケージなどに入れてお出かけくださいね。

※ ケージ飼いの習慣が出来ていないと、病気や怪我などで動物病院などに入院しなくてはならない時に
   とても困ります。
   病気や怪我の症状も心配ですが、閉じ込められたショックからのストレスで回復が遅れてしまうことも。

   災害時の避難場所は、ペットをケージに入れなくては連れて行けないことをご存知ですか?
   市町村によって多少の違いがあると思いますが、ケージ内でおとなしくしていられなければ、周囲に
   迷惑ですよね。

★ 犬にも社会勉強は大切です

★ 犬にはリーダーが必要です

★ 犬には落ち着ける場所が必要です

※ もう少しお待ちください

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